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教習所で習ったと思いますがエンジン内で爆発することで動力に代えて車は走ることができます。

ピストンが動くことにより1、吸入 2、圧縮 3.燃焼 4.排気の工程を行います。

ピストンが1往復することにより吸入、圧縮しもう1往復することで燃焼、排気を行います。

つまり2往復でワンセットとなり動力を得ているのです。しかし実際に動力を得るのは3、燃焼であり1,2,4はロスしか起きないです。

またピストンの上下運動をタイヤの回転させるために回転運動に変換する際にもロスが生じます。

3、燃焼以外すべてロスになります。

これが世界にあるほとんどの車が持っているエンジン(レシプロエンジン)となります。

この仕組みではないエンジンはマツダのロータリーエンジンです。簡単に言うと円の中に三角形の物体があります。そこで生じる3つの隙間ができます。それぞれの隙間で吸入、圧縮、燃焼、排気が行われますが3つの隙間で一緒に工程が行われるのではなく第1の隙間で吸入したらその時には第2の隙間では燃焼され第3の隙間では排気が行われるのです。

つまり三角形が一周する度にどこかで燃焼が起こっているわけです。

1回転で1燃焼するわけですからレシプロより効率的にエネルギーを得ることができます。

また回転運動ですのでレシプロと違い変換する必要がないためストレスなく車が走ってくれます。

しかし欠点もあります。

常に燃焼しているため燃費はかなり悪いです。またそのため熱が溜まりやすいです。夏場ではクーラー全快、街乗りで渋滞となるとそれだけでオーバーヒートの危険が高まります。

ですがそんなロータリーエンジンが大好きな訳ですけどね。

あとは壊れやすいです。特に有名なのが圧縮抜けです。圧縮されないってことです。

円と三角形の隙間を埋めているアペックスシールが破損してしまうと圧縮されなくなり燃焼できなくなります。

最悪エンジンブローまで行くこともあります。

今日はその圧縮を測定しにマツダのディーラーまで行ってきました。

7.0以下が圧縮抜け症状となりますがボクのは8,0でした。出来の良いエンジンでは9,2も記録するみたいですがとりあえずは良かったです。2002年車ですのでかれこれ18年ですものね。

大切に乗っていきたいです。

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